なっち盗作騒動に思うこと

なっちの盗作を責めるまえにまず考えなければいけないこと。
それは私達は詩に関する知識が皆無であるということである。
もし私達に詩に関する知識があったとするならばどうだろう。
安部なつみが自作の詩ですと言って他者の有名な詩を読んだ場合
これはギャグである。笑う所なのである。
一流のエンターティナーたる阿部なつみのことである。このあとに
本当の自作の詩を用意していたことは容易に想像できる。
それなのに「へえ〜すごいね〜なっちすごいね〜」などと
言ってその場を流してしまった我々はどうだろう。
その後空気を読めない馬鹿が鬼の首を取ったの如く
わあぎゃあ騒ぎ出したのはまさに興ざめである。
まずなっち盗作という妄言を言う前に我々がすることはあるはずである。