221B戦記

「あきゃぁやられた。愛するものが死んでいく時は 奉仕の気持ちになることよ」
「わかりかねます。なぜ人間の一生は平等でないのか?」
「そんなの当たり前だわ。 生きるってことは不条理ってことよ。じゃ、さよなら」
「いやです」
「少年の頃、あなたテレビを見なかったの?」
「見ました」
「思いだして、彼らはリアルな悲しみの時にどうした?
 愛するものと別れ行く時彼等はどうした? 答えて!」
フランダースの犬はその時、総てを受け入れた」
「ならばあなたもそうすれば良い、それをしなさい!」